JavaのMapとStream完全連携術|初心者でもわかるフィルタ・変換・集約テクニック集

Java

はじめに:MapとStreamは最強のコンビ!

Javaを学んでいると、「Mapはよく使うけど、Streamとの連携方法がよくわからない…」という方が多いです。

実は、MapとStreamを組み合わせて使うと、複雑なデータ操作が驚くほどシンプルになります!

このブログでは、Java初心者にもわかるように、MapとStreamを連携させるテクニックを解説します。


1. MapをStreamに変換する基本

まず、MapからStreamを得るには次の3つの方法があります。

✔ entrySet():キーと値の両方を扱いたいとき

これは最も多く使われる方法です。キーと値をペアで処理したい場合に便利です。

✔ keySet():キーだけに注目したいとき

✔ values():値だけを処理したいとき


2. よく使うMapとStreamの連携パターン

ここでは実践的な操作例を紹介します。


① 値でフィルタリング(条件に合う要素だけ取り出す)

→ 「A」と「C」だけが新しいMapに残ります。


② 値の変換(たとえばString→Integer)

→ 値の型を変換してMapを再構築します。


③ キーと値の逆転(入れ替え)

→ キーと値の立場を入れ替えたMapが作られます。


④ Map<K, List<V>> をフラットに展開(flatMap)

→ 全てのリスト要素をまとめて1つのリストにできます。

3. Streamで加工した後にMapに戻す方法

✔ 基本形:Collectors.toMap

✔ キーの重複がある場合:マージ関数を追加

"apple"の出現回数をカウントするような処理も可能!


✔ 順序を保ちたい場合:LinkedHashMapで集める

→ ソートした順序をそのまま保持したMapが作れます。


4. Map×Streamの応用テクニック

✔ Mapの値を合計する

✔ 最大/最小の値を持つエントリを取得


5. よくあるミスと注意点

❌ Collectors.toMap()で重複キーがあるとエラー!

解決法:マージ関数を指定!


❌ nullキーやnull値が含まれているとNullPointerExceptionの原因に

Map.of(...)はnullを許さない
HashMapput()ではnullを許すことが多いが、Stream内では要注意!


❌ 順序が必要なのにLinkedHashMapを使っていない

→ ソート結果などは順序を保たないと意味がない!
LinkedHashMap::new を忘れず指定しましょう!


6. まとめ:MapとStreamを自由に使いこなそう!

やりたいことStreamの使い方
条件で抽出filter()
値を変換map()
全部1リストにまとめたいflatMap()
キー・値の入れ替えtoMap() with Entry
重複キーに対応したMap作成toMap() with merge function
ソート順を保つMap作成LinkedHashMap::new

おわりに:MapとStreamを使いこなせばプロっぽさが出る!

MapのデータをStreamで加工できるようになると、コードが短く・きれいに・早く書けるようになります。

最初は難しく感じるかもしれませんが、よく使うパターンを覚えておくだけでOKです!

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